☆11 (2009.4.19) 真理さんの笑顔の秘密、そして「天地真理物語」 

 
また更新が滞ってしまいましたが、この間にYouTubeでは真理さんの動画がずいぶん増えてきました。多くはレコードまたはCDの音に静止画をつけたものですが、真理さんを知らない人、知っているがヒット曲しか聴いたことのない人にも改めて彼女の魅力を知ってもらえるのではないでしょうか。しかし、やはりうれしいのは思わぬ映像に出合った時ですね。「スター千一夜」は自分が実際に見たものもあり、本当に懐かしいです。そうした動画の中に、「全員集合」の中で「虹をわたって」を歌っている動画があり、最初に見たとき、ただただ茫然としてしまいました。それは「これこそ真理ちゃんの笑顔」と思ったからです。もちろん、他の動画でも真理さんの笑顔はたくさん見られます。そしてどれも素敵です。でもこれは特別でした。実に表情が豊かなのです。「笑顔」といっても一瞬ごとに変化しているのです。歌いながら視線が動き、顔の向きが動く、それにつれて、あるときは晴れやかに明るく、ある時ははにかむように、さらにほんのりと愁いの表情さえ見せるのです。笑顔に愁いというのは変だと思うかも知れませんが、特に目の表情にそれが見えるのです。たぶんそれは真理さんが意識していることではないでしょう。自然に生まれる表情なのですね。でもこの陰影こそ真理さんの笑顔の秘密ではないでしょうか。他のアイドルも笑顔は明るく素敵でした。でもどこか違う魅力が真理さんの笑顔にはありました。それがこの動画を見てはっきりわかったように思います。真理さんはただ笑顔が可愛いアイドルではありませんでした。そもそもこのサイトはそのことを多くの人に知ってもらいたいと始めたものです。でも、真理さんの笑顔がだれよりも魅力的であったことも事実です。この動画はそれを見事に証明してくれます。
 
 もうひとつうれしいことです。「想い出の足音」のBBSで教えてもらったのですが、真理さんファンのサイトが新しくできました。「天地真理ものがたり」です。http://anotoki.seesaa.net/ メロンパンさんがブログ形式でつくっておられます。動画をうまく使ってありますが、各曲へのメロンパンさんのコメントがとてもいいです。Topの「水色の恋」についてのコメント(最初の画面では「恋は水色」が出ていますが、その下の「歌を聴いてみる」をクリックすると出てきます)にこの方のコンセプトが表れていますが、私も100%共感します。デザインも私のこのサイトとは違ってお洒落です。メロンパンさんはたぶん女性だと思いますが、画面も中身もやさしさがあり魅力あるサイトになっています。かつて「はばたけ真理ちゃん」という女性がつくったサイトがありましたが、現在は休止しているだけに、あたらしいファンサイトができたのはうれしいです。まだ書きかけの「天地真理ものがたり」もとても興味深いものです。ぜひがんばって続けてほしいと思います。


☆10 (2008.12.14) 真理さんの歌う「Everything」

 
ニコニコ動画に「MISIAのEverythingを天地真理が歌ってみた」という動画(音声+静止画)がアップされています。最初は半信半疑だったのですが、聴いてみるとどうやら本当に真理さんらしいのです。いつ、どういう状況で収録されたのか全くわかりませんが(ラジオ放送だという書き込みもありますが)、非常に興味深いものです。
 最初は、いつものように声が全然出ていませんし、滑らかな歌い回しができなくて悲しいくらいぎこちないのです。だから、ニコニコ動画独特の画面を流れるコメントも、本当にひどいものばかりです。ところがずっと聴き通していくと次第にうたに引き込まれ、終わってみると心の中にずしりとしたものが残るのです。不思議な魅力です。
 私は最近の歌はほとんど知りません。(というより、真理さんが活躍していた時期以後の歌はほとんど知らないのです。)MISIAという人の名は聞いたことがありますし、うまい人だという評判も聞いたことがありますが実際に歌を聴いたことはありませんでした。そこで、Youtubeで探してこの歌を聴いてみました。たしかに声は音域も広く、技巧的にもうまいと思いました。でも、真理さんのような“残るもの”がないのです。どこかそっけないのです。いわば乾いている感じでしょうか?真理さんのかつての声も決して湿った声ではなかったし、むしろやや乾いていて、だから軽やかな声でした。しかし、彼女の歌の中で一番乾いた感じの「恋する夏の日」でも「(今年の夏)美しく」というところなど想いがぐっと込められて、ちょっと湿った(感情が入った)感じになるのです。今の彼女の声はかつてとはだいぶ違っているのですが、このEverythingを聴くと、そういう“味”のようなものが感じられるのです。
 これまで彼女はかつてのヒット曲を今の声で歌おうとして、ずいぶん無理をしていたと思うのですが、この曲などはかなり今の声に合っているのではないでしょうか。そういう曲を歌えば、彼女のうたの魅力は生きてくると思うのですが、どうでしょうか。
 


☆9 (2008.9.12)  テレビを通して見えたこと、聴こえなかったこと

 
またYoutubeの話題ですが「ちいさな恋 TVバージョン」という動画が最近アップされていますhttp://jp.youtube.com/watch?v=U49kxR04WdM オオカミヘアーや地味な服装からして間違いなく「ちいさな恋」を歌っていたころ(1972年初め)の映像で、スタジオではなくホールで収録されたものです。デビュー間もないころの初々しさがまだまだ残っていて、1番を歌い終えてステージの真ん中に進んでいく時のはにかんだ表情、「涙ひとつぶ…」のところの優雅な揺らぎ、最後のところで顔がアップになった時のはずかしげな瞬きなど本当に懐かしい貴重な映像です。自分の記憶の中にあった真理さんの姿がそのまま蘇っています。
 それから、いくつか発見もありました。まず、彼女のうたについてで、当時テレビを見ていた時には気付かなかったのですが、この歌でもはっきりした表情付けがされていることです。レコードで聴けば『水色の恋』そしてファーストアルバムからすでに繊細で見事な表情が聴けるのですが、テレビで歌っている時にはそれがあまり聴き取れなかったのです。ところがこの映像では後半の「ちょっとこわいの恋かしら」の部分の繰り返しのところを少しだけ弱めて歌っているのです。同じことは2番でもあり、むしろこの方がわかりやすいかもしれません。ただバンドや会場の声援、マイクの状態などいろいろの要素が重なっていると思いますが、その表情の変化がテレビを通して聴いているものには必ずしもうまく伝わってこないで、空回りしているような印象があります。他にも「隠しきれないこの気持ち」のところは手の動きからも思いを込めて歌っていることがはっきりとわかります。しかし、ここももうひとつその思いが伝わってこないのです。そこでわかったことが2つありました。1つはテレビ番組で歌っている時でもしっかりとした表情づけがされていたこと。2つ目はしかしその表情はテレビを通してはうまく伝わっていなかった、ということです。おそらく、この映像のうたも良い条件で録音されていればアルバムと同じようにすばらしいうただろうと思うのです。それを妨げている要因の一つがわかったのもこの映像のおかげです。それはバンドです。どのバンドの演奏かはわかりませんが、真理さんのうたとは全く無関係に演奏してます。先ほどあげた表情の変化には気がついてもいないようで、ただ派手な演奏を勝手にやっていて、最後の方ではリズムさえ合わなくなっています。他のバンドもそうかわかりませんが、これでは真理さんのデリケートな表情の変化はテレビの向こうには伝わらないでしょう。たくさんの歌手が出演するこういう番組では丁寧なリハーサルをする余裕もなかったでしょうし、特に真理さんは本番直前に飛び込んでくるような忙しさだったようですから、ぶっつけ本番かもしれません。そういう意味ではバンドも大変だったのかもしれませんが、合っていないことは事実です。これも真理さんのうたの魅力がテレビでは必ずしも十分に伝わらなかった理由の一つかもしれません。
 もうひとつ気がついたこと。女性からの“黄色い”声援が多いということです。真理さんは女性のファンが多かったのも人気の特徴でした。インターネットで見ていたら、当時中学生だった人が「クラスの男子の8割、女子も5割は真理ちゃんファンだった」と書いていました。ちょっと大げさかな、という気もしないではないですが、当時の彼女の人気のすごさからすれば、そういうクラスがあったとしてもおかしくはないとは言えると思います。ですから女性の声援が多いこと自体は不思議ではありませんが、ここでは男声の声援が聞こえないということに気付きます。実は真理さんは日本の男たちに初めてステージに向かって大きな声援をあげさせた歌手です。それは私自身が目撃していることですが、それまでステージの歌手への声援と言えば若い女性だけだったのです。「キャー」というその声援は多少皮肉も込めて“黄色い”声と言われました。GSブームの時の様子を見ればそれはわかると思います。若い男にももちろん好きな歌手、憧れる歌手はいたはずですが、世間では男がそんなところで大きな声を張り上げるなどということは恥ずかしいことと考えられていたのです。ところが真理さんが登場することでそのタブーが外れ、野太い声で大声援を送るようになってしまったのです。ですから、男が一つの社会的制約から解放されて自由に自己表現できるようになったという意味でも真理さんの登場は歴史的なことだったのです。まさに元祖アイドルといわれる所以です。ただそれがいつ頃からだったか、私にもたしかな記憶がなかったのですが、この映像でそれが『ひとりじゃないの』以降だということがはっきりしました。ただ、例の、曲の合間に「マリちゃん」という合の手が入るのは『ひとりじゃないの』ではなく『虹をわたって』からです。プレミアムボックスの解説に『ひとりじゃないの』からのように書いてありますが、間違いです。テレビで見ている限り、『ひとりじゃないの』を歌っている頃はそういう掛け声はありませんでした。コンサートなどでどうかは知りませんが、コンサートでそういう掛け声が始まっていたなら、テレビの公開番組でも同じファンが掛けていたでしょうから、たぶんコンサートでもなかったと思います。私が『ひとりじゃないの』で掛け声がかかるのを初めて聴いたのはNHKの紅白でのことで佐良直美や南沙織ら紅組の女性たちがかけていました。つまり、『虹をわたって』で合の手のように「マリちゃん」と声をかけるのが定着をして『ひとりじゃないの』でも掛けるようになったというわけです。それはともかく、この映像は頂点へ駆け上がる直前のまだまだ初々しさの残る真理さんの姿を見せてくれる貴重なものです。


☆8 (2008.8.15)  あらためて「真理ちゃんシリーズ」に魅了されました


 Youtubeでは最近、真理さんの動画が増えています。中には愉快でないものや意図のはっきりしないもの(同じ動画があるのにそれをコピーして載せるなど)もありますが、貴重なものもたくさんあります。特に『真理ちゃんシリーズ』などは、私もあらためて聴いて、こんな素敵なうただったのかと思いました。それぞれについて感想です。
 「真理ちゃんとデート」テーマソング 
http://jp.youtube.com/watch?v=FkW9_paqPFg&feature=related この曲、実は真理さんのオリジナルの歌の中で唯一の阿久悠作詞なのですね(作曲は小林亜星)。あれだけ多くの曲を作詞した阿久悠さんが真理さんの曲を全く作っていなかったというのは不思議ですが、彼女と阿久悠さんとはデビュー前からの因縁があったようで、(すでにワタナベプロに入っていたのか、その前のアマチュア時代かはわかりませんが)阿久悠さんが審査員だったあるオーディションで、最後にフォークのグループ1つと若い女性1人が残った。その女性もよかったのだけれど、もう一つのグループがともかくおもしろかったので、女性は結局落としてしまった。そのグループが「かぐや姫」だったのだが、ずっと後でその時のスタッフからその女性が今の天地真理だと聞かされ「見る眼がなかった」と悔いた、というエピソードを著書の中で書かれています。それはともかくこの曲はテーマソングらしく楽しいですね。
 同じく「真理ちゃんとデート」の「もしもビルが建ったなら」は面白いですね。(今見られなくなっている?)私にはこの番組は子供向けというイメージで、内容的には物足りないと思っていたのですが、この回は「開発と環境」という当時もっとも切実な社会問題を扱っていたわけで、こういうことに気付かなかった自分の不明を恥じるばかりです。この番組が始まったのが1972年10月ですが、その直前7月に「日本列島改造論」を掲げて田中角栄内閣が誕生しており、「開発」が推し進められようとしていた時期です。この番組の脚本がだれなのかわからないのですが、そういう問題意識が子供向け番組の形をとりながら盛り込まれていたのですね。しかも、面白いのは真理さんが必ずしも“良い子”の立場ではないということです。今だったら(たぶん当時も)「開発より環境」というのが“良い子”の立場ではなかったかと思うのですが、真理さんは「空地にビルが建ったら素敵じゃない!」と開発賛成の立場で、ニンジン君(だったと思うけど)から「君は何でも受け入れてしまうんだから」と厳しく批判されているのです。このあたりに、ただ彼女の人気におもねるわけではない、この番組の含蓄が見えるようで、今、もう一度全部見てみたいと思ってしまいました。
 他のシリーズでは「どびだせ真理ちゃん」のテーマソング
http://jp.youtube.com/watch?v=sYD-EfY301w&feature=relatedが典型的な真理ちゃんの歌で楽しさの中に憧れがにじみ出てきます。シリーズ最後の「はばたけ真理ちゃん」http://jp.youtube.com/watch?v=olfTFpmsg3I&feature=relatedは番組の内容がミュージカル仕立てで名作を取り上げ、少し大人びていたためか、テーマソングも軽快な中にもしっとりと落ち着いた表情があって素敵です。番組の中で歌われた歌も、あらためてこんなにいい歌があったのかと認識を新たにしました。オリジナルのものもなかなかいいですが、「そよ風にのって」は本当に楽しい。こういうのをDVDかせめて歌だけでもCDにして出せないでしょうか。http://jp.youtube.com/watch?v=ZEogl0Ngog0&feature=related

 
☆7 (2008.2.16) 元ピンクレディー ミーさんの回顧から 


 14日の「金曜日の告白」という番組(フジ系)で元ピンクレディーのミーさんが当時のことを話していましたが、睡眠が1,2時間くらいしか取れないくらいの過密スケジュールで、しかも自分たちの意志が入る余地が全くなく、「ピンクレディー」という巨大プロジェクトの歯車のようだった、と回顧していました。わたしはテレビ自体あまり見ないし、特にこういうバラエティ番組のようなものはほとんど見ないのですが、新聞の番組欄の紹介記事で、真理さんにも通じるようなことがありそうだと思ったのです。実際、ミーさんの話したピンクレディーの実態は、おそらく真理さんの場合も全く同じではなかったかと思います。真理さん自身もあのころは自分の時間など全くなかったと言っていました。ミーさんがそれでもつぶれなかったのは、「ピンクレディー」というユニットを解散できたからではないでしょうか。そうすることでとりあえず重荷を下ろすことができたのです。しかし「天地真理」は解散できなかった。真理さんはすべてを自分ひとりで背負い込むしかなかった。ミーさんの場合も解散後、自分のやりたい音楽がやりたいと主張したことがあったようですが、そのときのプロダクションの冷たい仕打ちに沈黙するしかなかったといっていました。自分では一度も詳しく話していないようですが、真理さんの場合も同じようなことはなかったでしょうか?いまだになぞに包まれた<入院ー休養>の真相がミーさんの回顧から見えてくるような気がしましたが、考えすぎでしょうか?

☆6 (2007.11.5) やっと更新

 「真理さんの誕生日にまとまって更新」と約束しましたが、相変わらずの忙しさで思ったようにはできませんでした。それでも少しは更新できたので、ほっとしています。みんな中途半端なのですが、徐々に追加していきます。


☆5 (2007.10.1) 1年たちましたが・・・

 夏の暑さがいつまでも続きましたが、やっと秋らしくなってきました。澄んだ秋空を見上げると『空いっぱいの幸せ』が浮かんできます。特に意識しなかったのですが、昨年10月1日、プレミアムボックスの発売に合わせてこのHPをはじめた時、このHPのタイトルを『空いっぱいの幸せ』にしたのはこの秋空のイメージがあったのかもしれません。それから1年がたちましたが、我ながらあきれるほど更新ができませんでした。なかなかまとまった時間が取れないのが原因です。最初のつもりではもっと頻繁に更新できるはずだったのですが、なかなか時間が生み出せません。1周年にあわせてかなり加筆するつもりでしたが遅々として進まず、残念ながら今日にあわせることはできませんでした。真理さんの誕生日には少しはまとまって更新したいと思っています。


☆4 (2007.3.18) YouTubeの動画から

 ずっと忙しく、更新ができませんでした。数行の更新ぐらい短時間でできそうですが、実際はなかなかできないものですね。
 さて『想い出の足音』のBBSで教えてもらってYouTubeでいくつか真理さんの映像を見ることができました。70年代アイドルを集めた映像(http://www.youtube.com/watch?v=qRBZKR9qryM)では最初に真理さんが出てきますが、表情がきらきらと輝いて、自分の記憶にある真理さんのイメージがそのまま現れてきました。『恋人たちの港』を歌っていますが、その声もほんとうにみずみずしく、短くて残念ですが宝物のような映像です。
もうひとつ『時間ですよ』の一場面があります。(http://www.youtube.com/watch?v=9vJkPOZWAYo)
堺正章と並んですわり、ギターを弾きながら『赤い風船』を歌っています。途中から堺正章が歌い、遅れて隣にすわった浅田美代子が歌い、最後に3人で一緒に歌ってます。ここでの真理さんのやさしい表情もすてきですが、うたがほんとうにすばらしい。真理さんの歌う『赤い風船』はきりっとしていながら豊かな情感があり、こんな素敵な歌なんだとあらためて思いました。それにしてもこの場面、脚本:向田邦子、演出:久世光彦かどうかはわかりませんが、今の殺伐とした時代とは違って何とやさしい時代だったかと思ってしまいます。そして、そういうやさしい時代の象徴が天地真理さんだったのだとあらためて思います。

☆3 (2006.11.5) 真理さんに会ってきました

  
今日は真理さんの誕生日。浅草であった真理さんのミニライブ(ニューCDのキャンペーン)に行ってきました。真理さんはとても元気そうで、終始明るく楽しそうでした。そして何よりあのすばらしい笑顔が健在でした。それは30年前を彷彿とさせる笑顔でした。写真を撮ればよかったのですが、そんなわずらわしいことに気を使うよりずっとあの笑顔を見ていたかったので、撮りませんでした。でもこのHPを見る人のために撮っておけばよかったなあ、と反省しています。先日テレビにも出られ(「伊東家の食卓」)、以前より元気そうには見えましたが、テレビでは実際とはかなり違いますね。目の前で見る真理さんは本当に素敵でした。行ってよかったと思います。
 声は残念ながら、かつての美しい声が戻ってはいませんでした。音域もすごく狭くなって苦しそうでした。でも彼女は今の声で力いっぱい歌ってくれました。以前は、かつてのように歌いたいけれども声が出ない、という感じでしたが、今回は今の自分の声でどう歌えばいいか、表現を工夫している様子が見え『水色の恋』などかなりうまく表現されていたように思いましたし、他の曲でも魅力的なところが各所に見えました。今の彼女の声に合った曲0、たとえばシャンソンのような曲ができればいいと思うのですが。 
 ともかく、本当に楽しい時間を過ごせました。


☆2 (2006.10.8)  ポストに1枚 葉書が届いたわ

 今日は、「とてもきれいな雨上がり」・・・虹が出ました。 「虹の向こうは・・・」と思わず口をついて出てしまいました。  プレミアムボックスはまだ全部聴き終わっていないのですが一枚ずつ聴くたびに、どれも素晴らしく、あらためて真理さんのかけがえのない魅力を感じています。
 プレミアムボックスを聴いてまず感じたことは音質が格段によくなっていること。私はこれまで(一部CD化されたもの以外は)LPからダビングしたテープで聞いていましたから、まるで霞がとれたような透明感で、楽器の音もすみずみまでクリアに聞こえ、彼女の声の美しさがさらに鮮明に捉えられています。これまで聞こえなかった微妙な表情もくっきりと聞こえ、認識を新たにした歌もいくつもありました。
 しかし何といっても驚きは、はじめて陽の目を見た『クラス会』。なんというさわやかな歌なのでしょう。まるで2006年の今生まれたばかりのような新鮮さ。どうしてこれが今まで眠っていたのか?不思議です。でも考えようによっては、この日のためにとってあったのかもしれません。「心の中が、懐かしさであふれそう」 まさに彼女からの最高の贈り物でした。 



☆ 1 (2006.10.1)   公開です

 天地真理さんのプレミアムボックス発売にあわせてこのサイトを開くことにしました。前から少しずつ書き溜めてはいたのですが、何とか発売日前にと、はじめての経験なのに急いでつくったので、いろいろ不具合があるかもしれません。また、未完成のところがたくさんあります。これから少しずつ 書き足していこうと思っています。いろいろ不備ですが、とりあえず間に合わせました。掲示板を管理する技量はありませんので設置しませんが、感想等ありましたらメールでお願いします。(INDEXページにあります)
    


一杯のレモンティー
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